about『BLACK』

 1.『Welcome to cyber world』
   (Write:2000/02)
   [Theme:オープニング]
 この詞を描くのはとても難しかったです。「cyber world」をどんな世界にするか、あれこれとホントに悩みました。『JM』のようなもので3Dポリゴンが動くコンピュータの中の世界、『マトリックス』のような何もかもがリアルな仮想現実など...。結局、「cyber world = インターネット」という形に決まり、ちょっとした現実離れしたところも含めて描きました。要するに、インターネットは中毒にならない程度に、被害を受けないように気をつけましょうというメッセージを込めてあるんですが、あくまでも、遊びで描いたようなものです、ハイ(笑)。
 2.『Dark』
   (Write:1999/10)
   [Theme:社会]
 人間は物事を色々と考えたりします。楽しい事や悲しい事など...。それと同時に、恐ろしい事を考えたりします。普通は恐ろしい事なんて考えないかもしれないけど、例えば、憎しみや怒りが生まれると、恐ろしい事を考えてしまう、そういうものではないかと思います。そして、人は誰の心の中にも光と影があって、影の向こうには誰にも想像出来ない闇が潜んでいる。そこでは普通では考えられない事を考えているのかもしれない。それが表向きになれば、異常だと言われるでしょう。一般に普通の人に見えていても、実は誰もが異常な人間になる可能性があるという事を描きました。
 3.『cry baby,cry children』
   (Write:1999/09)
   [Theme:社会]
 幼児虐待をテーマとした詞です。社会福祉学を学んでいる僕にとって、幼児虐待は放っておけない問題だと感じています。また、子どもが好きなので、子どもがひどい目に遭っているのを見ていられません。だからこそ、子どもの叫びを僕が代わりに表わそうという事で描きましたが、子育てする親の方も色々と苦労されているワケで、子育てする親に対する応援という意味も入れて描きました。子どもの叫びと子育てする親への応援、この詞は2つを上手く組み合せる事が出来たと思います。
 4.『Deep Blue』
   (Write:1999/06)
   [Theme:ラブソング/フィクション]
 このアルバムの中には、『hodos』にふさわしくないという事で、公開を見送った詞がいくつかあります。この詞もその一つです。『BLACK』というアルバムを作成してみて、この詞とよく合う!と思いました。で、僕が前に作詞した『貝〜in the depth of the sea〜』という詞があるんですが、その詞のラブソング版みたいなカンジです。もちろん、NAOお決まりの失恋ソングです、ハイ(苦笑)。・・・よーく考えてみると、失恋ソングって久しぶりっていう気がするなぁ。失恋ソングの男と言われるように、もっと描かなきゃ(←描かなくてもいいって、オイ)。
 5.『outlook』
   (Write:2000/01)
   [Theme:社会]
 チェーンメールやスパムメールの事を描いた詞です。それだけじゃなく、最近の人間は疑いを持たず、何でも信じてしまうという傾向にあるような気がします。確かに、信頼出来る情報は沢山ありますが、その中には本物っぽく見えるウソの情報も存在しているという事をみんなに分かってもらいたい...という意味で、描きました。outlookは、「視野」という意味です。
 6.『ワタシハコンピュータ』
   (Write:2000/02)
   [Theme:その他]
 これを読んでみて、コンピュータの気持ちを分かってもらえたら嬉しいです、なんてね(笑)。遊びのつもりで描きました。きっと、コンピュータも人間と同じように考えているだろうなと思って。コンピュータは女の人という設定なんだけど、ミニスカ時代の森高千里をイメージして描きました。まるで、森高千里がコンピュータになって、しゃべっているような(笑)。
 7.『BLACK』
   (Write:2000/01)
   [Theme:その他]
 この詞を描いた時、CHAGE&ASKAの『RED HILL』を思い出しました。赤い丘という意味なんですが、この詞の場合、黒の世界のつもりで描きました。黒の空・海・太陽・雨・血・涙という言葉が出ていますから(全部、英単語にしてありますが)。そんな世界で、君≠追いかけるというダークなストーリーみたいなカンジで、最後に虚しさが残る詞です。
 8.『Don’t cry,Don’t worry』
   (Write:2000/01)
   [Theme:その他]
 今まで、インターネットを通して知り合い、メールのやりとりをするようになった人たちへの応援歌です。実際に関係ない人もいるけど、関係のある人には分かってもらえると思います。そう、悩みやつらい事があっても、「Don't cry,Don't worry」(泣かないで、心配しないで)というメッセージを込めて、描きました。この詞を読んで、元気になってくれたら、嬉しいです。
 9.『pronunciation』
   (Write:2000/01)
   [Theme:聴覚障害]
 最初は、「発音がおかしくても楽しく歌おう」というような、楽しい詞をイメージして描いてみたんだけど、なんかシリアスな詞になってしまいました(苦笑)。詞の中に描かれてあるコンプレックスですが、実を言うと、僕はそれを強く感じています。発音正しく言えたらいいなという気持ちもあるせいか、「○○より発音おかしい」と言われると、それだけで傷ついてしまいます。この詞は、僕のそういう気持ちの表われもあるんだけど、実際に音楽の授業で怒られたとか泣いた事はありません(笑)。でも、そういう体験をされた人はいるし、その事を描く事によって、みんなも考えてもらえたらと思っています。
10.『フリージア』
   (Write:2000/02)
   [Theme:ラブソング/モデル]
 一番最後に描いた詞です。何とかギリギリ間に合って、ホッとしています。フリージアというお花は、モデルの一番好きなお花です。そして、2月11日の誕生花はフリージアで、2月11日はモデルの誕生日です。その誕生祝いという事で、詞を描きました。それから、『Shine』(秋)、『ひまわり』(夏)に続く、冬バージョンです。次は、春だっ(笑)。多分、それは2001年春になるでしょう。
11.『気持ちを理解することより
    愛を信じることからはじめよう』
   (Write:2000/01)
   [Theme:ラブソング/メッセージ]
 今まで作詞した中で一番長いタイトルです(笑)。長いタイトルの歌といえば、B'zの『愛のままにわがままに君だけを傷つけない』(←合ってる??)がありますね。その長いタイトルに負けないものにしたかった(←大ウソ)。ま、置いといて、B’zを意識して描いたような気がします。実を言うと、カラオケでB’zの歌を歌う事もあるんです、ハイ(←意外だと思われるかもしれないけど)。・・・なので、この詞はアップテンポで歌う事をイメージしてあります。
12.『Good night』
   (Write:2000/01)
   [Theme:ラブソング/メッセージ]
 一言で言えば、寝る前のひとり言みたいな(笑)。
13.『With you』
   (Write:1999/12)
   [Theme:ラブソング/メッセージ]
 ラブソングらしいラブソング(笑)。冬にピッタリのラブソングで、冬のデートをしている幸せなカップルをイメージして描いたものです。なんだか温かくなれそうで、優しくなれそうな、そんな詞です。この詞を描いてみて、こういうカップルっていいなぁと思えました。ま、僕の理想に近いといったところかな...。でも、現実はそんなに甘くないけど(泣)。
14.『Light』
   (Write:2000/02)
   [Theme:その他]
 この詞は、女性の視点で描きました。つまり、女の人が歌っても問題ない詞ってとこかな。アルバム『BLACK』は暗い詞や重い詞が多いので、この詞は希望が持てるようなものにしたかったんです。「大丈夫さ」っていうメッセージを込めて、『Dark』の反対にあたるようなものを作りました。アルバム『BLACK』の清涼剤みたいなモノで、最後に読んでおいた方がいいかもしれません。
15.『Door』
   (Write:2000/02)
   [Theme:エンディング]
 『hodos』制作した時、NOBRIN'さんが「最後はドアがいいよ」って言われました。それを参考にして、このアルバムの締めくくりはドアにしました。THE DEAFには確か、『EXIT』という歌があったので、『Door』以外は考えられなかったです(苦笑)。このアルバムにおけるドアは出口のようなものですが、詞としては新しい世界へ向かおうというメッセージを込めてあります。

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